「ミス」について

師勝中の中間テストも終わり、ぼちぼち答案用紙も返却されてきました。

返却された答案用紙を見て喜んだり、落ち込んだりしたという話を生徒たちから

聞いている中で、少し気になった点がありました。それは

「ミスった!」

という言葉でした。


同志会の授業中では、ミスに関しては「人間だれにでもあるもの」として考えています。

(もちろん、それをなくすためにひたすら反復演習を行っています。)

塾の授業やプレテストはあくまで予行演習であり、いろいろ試してみたり、チャレンジした結果のミスは塾の授業でやればいい。本番の定期テストでミスをしなければいい。」ということを授業でもよく言っています。

が、今回は本番でミスしてしまって涙目になっている生徒さんがいました。


悔しいという気持ちと、取り返しがつかないという焦りから感情があふれ出してしまった

結果なのでしょう。


私は「終わったことは仕方がない。次回同じことをしないためにも、どうして自分が

そんなミスをしたかを考えて、対策を考えるべき。」と考えています。


生徒さんからすると「ショックだし、家で親に怒られ、塾で竹内に怒られる。」という気持ちらしいのですが、私は怒りませんよ。


ただし、そのミスに対する傾向と対策(=追加課題)は入念に考えますし、それをこなしてもらいますが。


それと、授業中(特にテスト前)によく言っていますが、数・英・理のテスト問題で

これまでの授業で見たことがない問題が出題されていて解けなかった場合は、家庭で

「塾が悪い」

と言ってくれたらいい、事実だから。と言っているのですが、みんな真面目すぎるのか、

「オレ(私)がミスったのが悪い」

と言うらしいのです。


みんな、もうちょっと気楽にいこうよ!