井の中の蛙・・・

「井の中の蛙大海を知らず」一度は耳にしたことがある言葉です。

しかし、中学生くらいの年齢ではあまり「体感」することはないのかもしれません。

 

今年の中3生たちの一部メンバーに、強制的に「体感」していただいたこの言葉。

かなり刺激的だった様子です。

 

愛知県の一般的な中学生は「愛知全県模試」の受験者が多いと思われます。この模試は

愛知県の公立入試においては相当に信頼度の高い模試と言えます。

同志会も基本的には全県模試を受験することになっています。が、今年は上位陣に

「某ハイレベル系模試」(早稲田や慶應などを受ける人向け)を受験してもらいました。

 

すると、

1時間目終了時点から全員の顔色がさえません。

 

学校でも塾でも余裕しゃくしゃくのメンバーが、能面に変身しました。

結果、

全科目終了時点では、若干涙目です。

 

 

帰宅するころには、

 

「ヤバい、こんなんじゃ受かる高校ないわ・・・」

「これ、親に成績言うんですか・・・?」

「・・・。」

「よっし!家帰ってゲームやろう!」(←どうしてこうなった?)

 

というカオスな状況。

 

我々のような愛知県の片田舎に暮らしている人間からすると、想像を絶するハイレベルな

戦いを繰り広げている東京近辺の生徒向け模試ですから、ショックを受けるのも当然です。

 

ただ、彼らは単にショックを受けただけではなく、「自分たちも余裕じゃないんだ」

と理解してくれたらしく、やたら真面目に勉強するようになっています。

たまにはスパイスの効いた模試もやってみるといいものですね。