中学生になる前に

タイトルそのままですが、「小学生(特に卒業直前の6年生)」向けの内容です。

※一部刺激的な内容も含まれております。悪しからず。

 

 

「小学校の勉強と中学校の勉強の何が違うの?難しいの?」

 

同志会の教室でも毎年恒例の質問です。

 

「英語のテストが増えるけれど、そんなに難しくないよ。君たちには。」

 

そして、ほぼ毎年この返事をしています。

 

当たり前の話ですが、中学生も義務教育課程なので、日本人として最低限身につけるべき

内容を学習するにすぎません。

 

したがって、当たり前の勉強を当たり前にやれば、そこそこの点数は取れるはずです。(この時点で世の中の中学生の65%を敵に回している気がしますね。)

 

しかし、なぜか多くの中学生が「当たり前」のことをサボり始めます。小学校の頃は

大量の漢字・計算ドリルをこなしていたのが、中学になるとプリント1枚すらやりません。

 

サボるオレ/ワタシカッコイイくらいの感覚でしょうか。定期テスト直前になると

 

「オレ、今回のテストはノー勉(=全く勉強してない)だわ!」

 

と叫び始める輩もいます。これを分かりやすく和訳すると

 

「私にはまともな思考回路がないので、最低限のことさえできません。」

 

くらいになるのでしょうか。

 

保護者の皆様、お子様が中学生になる前に「勉強するのが当たり前」という感覚を

親子で共有していただくことを強くお勧めします。

 

「ウチの子は部活を頑張るって言ってるし。勉強は中3になってからでも。」

 

とお考えの方。その「部活の成績」とやらで高校に進学できますか?就職できますか?

(一部専門課程を除き)入試に部活動の内容が出題されますか?

 

中3の夏休みに、手も付けられない状況で(集団塾にはついていけず)個別教室に駆け込み、〇〇万使って普通に勉強すれば合格できるはずの高校を「目指し」ますか?

 

同じくらいの金額を使うなら、最初からいいスタートを切って、上からのいい景色を見て中学校生活を楽しむことをお勧めします。