「いや・でも・だって」

「いや・でも・だって」

 

 

これらの3つの単語で始まることが多い人。だいたい何やっても進歩しません。

成長しないです。学生時代のアルバイト先~現在に至るまで、比較的多くのジャンルで

仕事をさせてもらっているつもりですが、どこの職場でも「いやでもだって君」は

一定数存在しました。

そして彼らの共通点「何度でも同じ過ちを犯し、何度でも同じ説明・説教を受け、

そしてグチをこぼす」ということでした。

 

学生時代からの疑問でしたが、他人に迷惑をかけ、自らも𠮟責されるということが

気にならないのでしょうか。

 

最近、ようやくわかってきたのですが、彼らはまず「他人に迷惑か否か」ということは

1ミクロンたりとも考えてはいない様子です。そして、説明・説教を受けているときには

弁解(ただの屁理屈)を考えているか、さもなければ犬や猫の鳴き声程度にしか感じられていないらしいのです。

 

彼らの思考回路など理解不能です(理解したくもないです)が、どうやら上記の内容

らしいと分かっただけでも少しは学習できたということでしょう。

 

実はこれ、職場だけでなく塾でも同じ理屈が成り立っているのではないでしょうか。

 

例えば、授業中に「これはとても重要な問題だから、必ずノートに書いて、考え方を

覚えるんだよ。あとで宿題をやってみて、解けなければ必ず質問に来るように。」

と言って解説をしても、そもそも解説をノートに書かない。注意すると

 

いや、でも…今考えてるんですよ~。」(シャーペンを分解しながら。)

 

当然、宿題もできるわけもなく、赤ペンで答えの数字だけを写すだけ。

ここで説教が始まるわけですが、その時には窓の外を見ているか、うつむいて変顔して

遊んでいます。

 

こんなことを就学初期から繰り返していれば、理解度が高まることはありえません。

 

同志会では(塾生は知っていると思いますが)200回程度までは穏やかな口頭注意です。

その先は・・・。

社会ではそもそも200回も注意してくれませんから、まだ親切な方ですよね?