現高1世代の塾生たち

先日とある生徒と授業後に話していた時のことです。

 

「今の高1の人たちってめっちゃアタマ良くないですか?」

 

この質問に対してはいつもの返事です。

 

「『アタマいい』って表現は彼らの努力を認めない表現だから不適切やね。」

 

「ただ、成績はめっちゃ良かったよ。」

 

 

受験シーズンに彼らが努力していたことはみんな知っているはずなんですが、どうも結果の部分だけを見て「アタマがいい」と表現してしまうみたいですね。

 

高1の生徒たちが中3だった1年間の内申平均(塾生、熊野中)が

数学4.71 英語4.71 理科4.57

だったので、文句なしに優秀なメンバーです。しかし、彼らも最初からここまでだったわけではなくて、コツコツ努力を続けてテストの点数を上げ、内申点も上げてきたのです。

なにしろよく努力するメンバーでしたから。

こういう「良い見本」が身近にいるのだから彼らのマネをしてみてください。そうすれば君たちも同じようなスコアにたどり着きますから。

 

なんだかんだ言って「やらない理由」を必死に探している時間があるのなら、その間に1問でも多く演習するべきです。何をやればいいかわからない?

 

まず、宿題を完璧にやってください。直しと称して答えを赤ペンで書くだけの行為は赤インクと紙と時間の無駄です。

 

どうしてその答えになるのか?解説を読んで考えましたか?解きなおしてみて自分の手を動かして計算して正解にたどり着きましたか?自分の立てた式がなぜ不正解なのか理解しましたか?理解できなければ質問に来ましたか?

 

そういうところで手を抜こうと思えばいくらでも手抜きはできます。けれど、そんなことをしていると真面目にやっている人にはあっという間においていかれます。2度と追いつくこともありません。そもそも手抜きをしたければ、ウチのような厳しい教室に来る必要もないでしょう。

 

授業でも繰り返し言っていますが、同志会は成績(テストの得点)こそ正義の実力主義の教室です。良い点数を取って気分良く学校生活を送ることが出来るように、日々コツコツ努力を継続してくださいな。

 

宿題終わったら何すればいいの?とか、追加の問題ちょうだいとか、どんどん要求してくださいな。その辺に関しては追加料金が発生することもないですから。ある意味サブスクみたいなもんです。努力する人には(営業時間内で)どこまでもつきあいますので。