三者面談終わりで塾をお探しの保護者様へ

タイトル通りです。珍しく外部の方向けの内容です。塾生にとっては何も面白くない内容ですみません。

中学校の三者面談(保護者懇談会)が終わり、塾をお探しの保護者様向けの内容です。

 

まず、面談が終わって塾をお探しになっているという時点で1学期の成績が満足できる内容ではなかった(生徒さん本人はともかく、保護者様は満足できる内容ではなかった)はずです。

そこで、じゃあ塾を探そう!というタイミングかと思われますが、大別して

①今は塾に行っていない(行ったことがない)

②現在通塾中だが、成績に不満である

の2パターンが考えられます。

 

①「今は塾に行っていない」パターンについて

初めて塾に通う場合には、「そもそもどんな目的で塾を探すのか」が大切です。一言で成績を上げると言っても、例えば

 

1)平均点に満たないところから平均点を目指す

2)平均点から通知表4以上を目指す

3)上位集団からトップ集団を目指す

 

といった違いがあります。そして、多くの塾では得意とするジャンルがあります

特に、長年営業してきている塾であればその傾向は顕著です。

 

したがって、極端な話ですが、平均点に満たない生徒さんがトップ校を目指す進学塾に通っても期待する内容の授業は実施されません。逆もまた然りです。

 

事前にHPやお電話、友人からの情報提供を駆使して「我が子に最適か」を確認していただくのが安全策です。(できれば体験授業も参加したいところです。)

よく確認しないまま夏期講習を受講したり入塾しても、期待したモノは得られない可能性が高いです。

 

 

「現在通塾中だが、成績に不満である」パターンについて

私のような経営者サイドとしては非常にセンシティブな問題ですが、避けられない話題です。以下のパターンが考えられます。

1)生徒さんのレベルと塾のレベルのミスマッチ

2)塾の先生との相性の問題

3)塾の指導力の問題

4)生徒さん本人の問題

 

1)に関しては塾を変える、または上位(下位)クラスへの変更が不可避です。ウチのような小規模塾ではクラス変更は不可能なので、塾を変えることになります。

 

2)に関しては、大手(中堅規模以上?)の塾であれば複数パターンのクラス編成があるはずなので、相性の悪い先生の授業だけ回避すれば良さそうです。

 

3)に関しては、「地域で評判の塾に入ったけれど、先生が全然ダメ。教え方が下手。」

こんなことが起こりうるのか。実は、ちょくちょく耳にしますが、こういうパターンは多くの場合は1)のミスマッチです。特に、トップを目指す方や、最後方から平均点を目指すという方。いずれにせよ極端なスコアの方に多いです。その塾の何がウリなのか?という点を確認していただくと安全です。

 

4)に関しては、難問です。

「塾に入れば点数が上がる。通知表が良くなる。」そう信じて疑わない生徒さんは一定数いらっしゃいます。断言しますが、そんなことは絶対にありえません。塾の講師や授業や宿題というものは、ジムにあるトレーニングマシンと似たポジションです。

そこにあるだけでは飾りです。自分で使わないと意味がありません

 

勉強も筋トレもダイエットも、「やったほうがいいことは分かっているけれど、自分だけでは続けにくい」から塾やジムがある訳です。

 

そこで、どの程度自分を追い込むことが必要なのか?という点が問題になります。

自分は放っておくとすぐ怠けることが分かっている場合はスパルタな塾に、適度なペースメーカーが欲しいなら週1くらいの緩い塾に、といった具合です。

この点に関しては生徒さんの現状と目指すゴールに合わせて判断することが必要になります。

 

いろいろと書いてきましたが、同志会の夏期講習申込締め切りが7/18(中3コースの入塾締切は7/20)に迫っています。ともに上位⇒トップ集団を目指す方のお問合せをお待ちいたしております。