入試の結果って、日々の積み重ねだと思うわけですよ。

「残り○○日からの逆転合格」・「男子は後伸びする」・「スイッチを入れる」とか、色々便利なフレーズがそこかしこに存在する我々塾業界なんですが、ストレートに言って受験勉強(=入試結果)って日々の積み重ねなんですよね。

 

授業でも何度も言っていますが、一般入試で国立大学に現役合格しようと思うのならば

「100m走のスタートで、フルマラソンを走りきる」くらいの気持ちでちょうどいいくらいです。途中で足が止まるのがほとんどですが、最後まで走りきる人が全国的にも有名な大学にたどり着き、早めに足が止まる人がFランと称されるところに流れ着く感覚です。

(そもそもスタートしない人がBFとかに溜まりますね。)

 

基本的に高校生は自分が通っている高校で、自分と似通ったスコアの持ち主達がそろってスタートしているはずなんです。それでも1学期の終わりごろには1位と最下位には絶望的な開きがあります。

 

「これ、なんでこんなに差がつくのか?」って話なんですけど高校入試をゴールと捉える人、給水所と捉える人、スタートラインに過ぎない人、それぞれの高校入学後の取り組みが全く異なるからなんでしょうかね?

 

言葉は悪いのですが、ウチの教室は愛知の中でも田舎のエリアです。その田舎で「トップ校」と言ったところで、中心エリアの生徒さんからすれば「何それ?どこにある高校?」くらいの感覚です。

 

その事実を知ったうえで、高校合格後もコツコツと努力を継続できる生徒さんだけが「大学入試で戦う権利」を獲得できます。いいですか?あくまで「権利」ですからね。「合格する」にはもっとレベルを上げていく必要がありますよ。

 

毎年のように先輩たちが2階の自習席で文字通り「ずっと」勉強しているこの時期を見てますよね?あんな感じで「スタートラインに並ぶ権利」ですからね。先輩たちは謙遜して「いやいや全然やってないよ。もっと勉強した方がよかったかな~。」とか言っていますが、その字面だけ拾って勉強しないのは大間違いですからね。

 

せっかく毎日自習室が開いてるんだから、毎日使ってよ。