カオス

最近は気温も高くなってきて、快適なお買い物ツーリングを満喫できるようになってきました。特に用もないのに午前中にホームセンター巡りをしたり、バイクの楽しさを満喫している次第です。

 

そんな楽しい日々に突如現れる交通モンスターたち。最近エンカウント率が爆上げ中です。最近であったモンスターたちを軽くご紹介いたします。

 

その1「The 逆走」

タイトル通り、一方通行を逆走してくる方。一瞬自分の目がおかしくなったかと思いましたが、急ブレーキで接触を回避できました。ただ、逆走してきた御大曰く

 

「邪魔や、バックしろや」

 

と。バイクにはバックギアはありませんし、そもそも逆走しているのはあなたですよ、と言っても通用しない感じの方だったのでなるべく道の端っこによけてやり過ごすことにしました。彼は通り過ぎる間ずぅ~っとクラクション鳴らし続けていましたし、奇声を上げてました。こういう生物を野に放っていては危険な気がするのですが…。免許とか持っているのかな?など一瞬で色々と考えさせてくれる方でした。

 

 

その2「ここは左折レーンやね」

片側3車線の道路で第一通行帯(1番左の車線)が左折専用になっているところでの出来事でした。私は普通車のすぐ後ろで信号待ちをしていたのですが、最初はその異変に気がついていませんでした。しかし、信号に左折矢印が出ても前の車が動かないことを不思議に思い始め、その時にようやく気がつきました。

 

「右ウインカー出してる」

 

「そっか、右に曲がりたいのか…。絶対無理だけどね。」と思っていたのですが、そこはモンスター。後続車のクラクション・フルブレーキをものともせず、真ん中車線→右車線と渡っていき、右折していきましたとさ。

 

 

その3「確かに制限速度は守ってるね」

22号線(結構速度超過が多い路線)で何故か右車線だけが混雑していて、左車線に入ってくる車が目立ちました。最初は事故かな?と思っていましたが、しばらく左車線を走っていると、前方には右車線を時速35キロくらいで暴走中の○○ミサイルの姿が。

 

※)私はこれまでに普通車・バイク・原付を○○ミサイルによって撃墜されてきている(全て廃車)ので戦々恐々。

多分ハンドルを握っているご本人だけは「安全運転しとるじゃろうが!」とお考えなのでしょうが、あさっての方向を向いているドアミラー、安心・安全の速度でセンターラインを越えたり戻ったりと波打ち際を連想させる蛇行、いずれもが過去の忌まわしい記憶を呼び覚まします。

 

コロナによる行動制限もなくなり、陽気なモンスターたちがここぞとばかりに運転を再開してくれているからなのか、以前に比べるとエンカウント率がハンパないです。

 

で、こんなにも煽り倒している感じの内容で書いてきてアレですが、私が望んでいるのは煽りあいではなくて、「自動運転システム」の早期実現です。なんだかんだ高齢化が加速している日本ですし、人間の能力が加齢により低下することが不可避であることは明白です。気持ちは若いつもりでも、私も十分オッサンです。身体能力・反射神経も低下しています。注意して運転していても事故を起こす可能性は誰にでもあります。

 

私はこれまでの人生で交通事故の被害者には何回もなっています(全て10:0で過失0のパターンです)が、いつ事故を起こしてしまうかは分かりません。被害者の方や、その親しい方が悲しい思いをしなくていいように、安全な自動運転システムの実現を期待するばかりです。