2学期もあと少し

タイトル通りです。ほとんどの中学・高校の期末考査も終わり、もうすぐ2学期終了という時期になってきました。

 

で、テスト結果について少しだけ。基本的にはほとんどの生徒さんが好成績を残している訳なんですが、当然のことながらそうではない場合もあるわけです。

 

うまくいかなかった人は、(好成績を残している生徒さんに対して「アイツは頭がイイから」という恒例のパターンはもはや無視するとして)自分と上位の人で何が違うのか?という点を考えてみるといいですね。

 

例えば提出課題の仕上がりの早さ。字の丁寧さ。どれほど反復演習を行っているか。

上位の人(以下「Aグループ」と呼びます)ほど課題の仕上がりは早いですし、その分

反復演習を行う時間も取れています。

簡単に書いていますが、この「動き出し」のスピードが致命的に違います

 

上位ではない人たち(以下「Bグループ」と呼びます)がまだ何も手を付けていないときに、Aグループはワークが半分くらい終わっています。

 

Bグループが動き始めたころに、Aグループはワーク類の1周目が終わります。

 

そして、Bグループが「わからない問題を考えている」という名目でぼーっとしている間にAグループは疑問点を質問に来て解決し、追加の類題演習を行います

 

テスト直前になって「わからない問題」を「考えた」ところで、わからないから手が止まっているわけで、時間のロス以外何物でもありません。普段の学習ならば「考える」トレーニングは重要ですが、直近のテストに向けては適切ではありません。必要な知識・解答手順を指導者に教えてもらい、それをモノにするために反復演習を行うことが必要です。

 

AグループとBグループの違いは、塾サイド(大人サイド)から見ていると正直

信じられないくらい目立ちます。

 

自分的には「バレてない」と思っているサボり、手抜きは99%くらいはバレてます。それでも「バレてない」という人は学校でも注意されていないと言いますが、それって注意されないと言うより「相手にされていない」が適切なんです。世の中みんな忙しいですからね。可能性のある人に時間を割きたいわけです。

 

年明けからBグループを抜け出してAグループに入りたいと思うなら、自分では「たぶん誰も見ていないし」と思う状況でも全力で取り組み続けるといいですね。そして、自分基準での「しっかり」とか「ちゃんと」は捨てて、他の誰よりも素早く行動を開始することを心掛けるといいですね。