2019年

2月

17日

中学生になる前に

タイトルそのままですが、「小学生(特に卒業直前の6年生)」向けの内容です。

※一部刺激的な内容も含まれております。悪しからず。

 

 

「小学校の勉強と中学校の勉強の何が違うの?難しいの?」

 

同志会の教室でも毎年恒例の質問です。

 

「英語のテストが増えるけれど、そんなに難しくないよ。君たちには。」

 

そして、ほぼ毎年この返事をしています。

 

当たり前の話ですが、中学生も義務教育課程なので、日本人として最低限身につけるべき

内容を学習するにすぎません。

 

したがって、当たり前の勉強を当たり前にやれば、そこそこの点数は取れるはずです。(この時点で世の中の中学生の65%を敵に回している気がしますね。)

 

しかし、なぜか多くの中学生が「当たり前」のことをサボり始めます。小学校の頃は

大量の漢字・計算ドリルをこなしていたのが、中学になるとプリント1枚すらやりません。

 

サボるオレ/ワタシカッコイイくらいの感覚でしょうか。定期テスト直前になると

 

「オレ、今回のテストはノー勉(=全く勉強してない)だわ!」

 

と叫び始める輩もいます。これを分かりやすく和訳すると

 

「私にはまともな思考回路がないので、最低限のことさえできません。」

 

くらいになるのでしょうか。

 

保護者の皆様、お子様が中学生になる前に「勉強するのが当たり前」という感覚を

親子で共有していただくことを強くお勧めします。

 

「ウチの子は部活を頑張るって言ってるし。勉強は中3になってからでも。」

 

とお考えの方。その「部活の成績」とやらで高校に進学できますか?就職できますか?

(一部専門課程を除き)入試に部活動の内容が出題されますか?

 

中3の夏休みに、手も付けられない状況で(集団塾にはついていけず)個別教室に駆け込み、〇〇万使って普通に勉強すれば合格できるはずの高校を「目指し」ますか?

 

同じくらいの金額を使うなら、最初からいいスタートを切って、上からのいい景色を見て中学校生活を楽しむことをお勧めします。

 

 

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2019年

2月

12日

2019年最初の更新です

諸事情により、年明け最初の更新が非常に遅くなりました。

今年最初の内容ですが、ちょっとだけ自慢話です。

 

私立入試も終わり、結果も出そろいました。これから公立入試に向けての最後の追い込み

という時期ですが、同志会の中3コースの結果が高3世代といい勝負なんです。

(※高3世代は中3の頃、教室の平均順位が20番台前半という強者集団でした。)

 

今年の中3コースは比較的早い段階で8人揃っていて、受験に対する意識も高い学年です。

最大定員10名の中で、8人が固定メンバーとして一定のペースで勉強をつづけた結果、

名古屋高校(文理選抜)1名、名城(特進)2名、(進学)1名

大成高校(ラトナ特待)1名、(ラトナ)3名、(プラ特待)1名

啓成高校(サミ)1名

名古屋国際(普通)1名

愛知みずほ(Aコース)1名

という素晴らしい結果を出してくれました。

(8人超えてるやん!というツッコミがありそうですが、当然2校受験の人もいますので)

 

正直、「入塾基準が数学・英語の通知表が3以上」だけの小さな教室から、これだけ

結果を出してくれると嬉しくてたまらないですね。

 

さて、次は公立入試。良い結果をもらって、みんなで祝賀会を開いておいしいご飯を食べたいですね。

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2018年

12月

20日

小学校算数の謎

最近、Twitterなどでよく見かける「小学生の算数」問題が気になって仕方ありません。

代表的な例を挙げると、

①分数の約分をして×になった(学校ではまだ約分を習っていないため?)

②台形の面積を公式を利用して求めたら×になった(公式を習う前だった?)

③かけ算の答えは〇なのに、式は×だった(これは理由が明確です。後ほど。)

④簡単な計算だったので暗算で答えを書いたら×になった(理解に苦しみます。)

などがあります。

 

①について

これについては「なぜ×になるのか?」と首をかしげる保護者様も多いと思われます。

例えば、テストに「約分はしないでください」といった注意書きがあるならばまだしも、

「次の計算をしなさい。」としか書いていないのですから、約分してあっても〇に

するべきではないでしょうか。

「そんな屁理屈を言うな」とか「ハイハイ、塾で習ったんでしょ。」とか「なんで勝手なことをするんだ」とか言われてしまいそうです。

が、その生徒さんが頑張ってモノにした「約分という知恵(技能)」をまず認めて

あげてほしいですね。そのうえで、「今は3年生だから、コレ(約分)は来年からやってね。」と言ってあげればよいのではないでしょうか。

 

②について

台形の公式  (上底+下底)×高さ÷2  は有名です。

 

しかし、いきなりコレを使うのではなく「実は台形は三角形2つに分けることができて、(中略)それでこの公式になるんだよ」というくだりを、先生が授業でやりたかったにもかかわらず、予習した生徒が公式を使い始めたから授業の展開上×とした。

または、生徒が公式の意味を理解しておらず、公式に当てはめる作業としていたから

×とした。

前者は個人的感情で動いているので論外かと。後者は生徒の成長を考えての結果なので、

ありがたいご指導です。

 

③について

「1台の車に5人乗ることができます。車が4台あれば、何人乗ることができますか。」

式)5×4=20

答)20人

これを4×5=20とすると不正解になります。

考え方としては、5人乗りを⑤として表すと、⑤+⑤+⑤+⑤=⑤×4

となるので、5×4が正しいですね。これを間違うのは国語が苦手な生徒さんに多いです。

 

④について

これは本当に理不尽だと思います。私個人はそろばん教室などに通ったこともなく、

筆算で計算することも多々あります。しかし、そろばん教室で見取り算を練習している

生徒さんからすると、

「頭の中でできることを、どうして紙に書かなければいけないの?」

「そろばんの先生は褒めてくれたのに、学校の先生はどうして怒るの?」

といった疑問だらけになってしまうのではないでしょうか。

もちろん、「書く」ということによって見直しができるというメリットもありますが、

見直しをすることができる生徒さんほど暗算が得意な生徒さんが多いという皮肉な現実(※in同志会)もあります。

 

 

先取り学習したり、ちょっと高度な技を披露するとダメだというのなら、できる子は

どんどん先に進んでいくことができる「飛び級制度」を導入して欲しいですね。

そうすれば「浮きこぼれ」(注:学習面において高過ぎる能力値ゆえに周囲から孤立してしまう、または孤立させられてしまう者)という不可解な現象に苦しむ生徒も減るのではないでしょうか。

 

 

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2018年

12月

19日

過去問演習

最近の中3コースの授業はひたすら私立高校の過去問演習⇒解説の時間となっています。

過去問演習を始める前は「○○高校くらい楽勝でしょ」と余裕のコメントでしたが、

最近になって「ヤバい、できない。受からないかも。」という声も聞こえてきました。

 

当然と言えばそれまでですが、入試は「合格者」と「不合格者」を分けるためのものです。従って、結果に差が出るような問題構成になっています。

 

「できない」と感じる生徒さんがいて当たり前です。

(※現時点で「イケる」という人たちは普通に勉強を続けてくれれば問題なしです。)

が、現時点で「できない」生徒さんが必ずしも「不合格者」となる訳ではありません

 

 

ここから「合格者」になる人たちは、私立入試までの約6週間で自分が正解できない理由(ex.知識不足なのか、単純に計算を間違えたのか。問題条件の見落としはなかったか。)を探し出し、足りない部分を埋めていきます。

 

逆に「不合格者」となる人たちは大体以下のような人たちです。

・自分の勉強不足を棚に上げて「たまたま調子が悪かった」(←いつなら好調ですか?)

・この過去問はたまたま苦手分野が多く出題されてて。(←あなたの「得意」って

 何ですかね?)

・宿題が多くて受験勉強できないよ。(←宿題が受験勉強という噂がありますが。)

・○○と△△と□□をやれば大丈夫かな?(←寝言を言っているヒマがあるなら1問でも

 多くの問題演習しておいで。)

 

 

塾生向けにストレートに書いておきますが、

勉強しなさい。やることが分からなければ、何をやるべきか聞きに来なさい。

やることを普通にやれば(体調不良や怪我がなければ)普通に合格するから。

ここからはダラダラする時間はお正月だけですよ。日曜日とか関係ないですからね。

「ちょっと休憩」はホントに「ちょっとだけ」ですよ。ここでダラダラする人が勝手に

入試で負けてくれる人ですからね。

 

じゃ、まずは冬期講習頑張って乗りきりましょう。

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2018年

12月

14日

勉強=楽しい?楽しくない?

「先生って何で勉強してるんですか?面白いんですか?」

 

という生徒からの素朴な疑問に答えようと思います。

「勉強が楽しいか」については、はるか昔から議論され続けている気がします。

 

個人的には純粋に楽しいわけではなく、勉強ができるようになった結果として見えてくる世界が楽しいのではないかと考えています。

 

例えば、国語の表現技法をいくつか学んだところで「うぉぉ!擬人法すげぇ~!!」

という子供さんは皆無でしょう。それどころか、「漢字難しいなぁ。次は倒置法?」

といった感想がほとんどでしょう。

 

しかし、ふと小説を読んでいるときに「あ、これはこういう表現技法か。」と気が付くと

楽しくなるわけです。(ま、ホントに勉強していないと表現技法に気づかないどころか

そもそも本を読まないですし、さらにひどいと活字全般読まないですけどね。)

 

これもあくまで私見ですが、中学までは義務教育ですから、日本で生きていくために

最低限のことをなぞっているに過ぎないはずです。従って、そこまでの範囲で「楽しい」「楽しくない」といった判断はしない方が良いのではないか、と。

そこから先、高校・大学・大学院・研究施設と進むにつれて自分が「楽しい」と言える

ことを探すための土台を作っている時期だ、くらいの感覚でいいのではないでしょうか。

 

また、そこから先に行くつもりがない人にとっては、これから仕事をするにあたって

最低限必要なことを「仕事の準備」として渋々やっていけばいいのではないでしょうか。

世の中の大人たちを見れば「会社が楽しくて仕方ない」なんて人はレアですからね。

別に楽しくなくても、やらなければいけないからやっているわけです。

 

ちなみに私はレアで☆5レベルですかね。教室開けるのが結構好きなんです。ただ、

若干体力が続かないので週休二日欲しいなぁ、なんて思ったりしていますが。

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2018年

12月

13日

面談が終わる時期です

公立中学での(三者)面談が終わる時期になってきました。

毎年今ぐらいの時期~終業式くらいになると、体験授業や入塾のお申込みをいただく

ことが多くなってきます。おそらく学校での面談や通知表の影響が大きいのでしょう。

 

そこで、営業的には「ここで塾に入ろう!」的なキャンペーンをやるべきですが、

あえて書いておきます。

特に、「ウチの子、そろそろ塾かしら?」とお考えの保護者様。ご注意ください。

 

「塾に入るだけでは成績なんて上がりません。」

 

「A君もBさんも、みんな塾に通っているから成績が良い」

 

というのは大きな間違いです。正確には、

 

「A君もBさんも他の人より勉強を大切にして努力しているから成績が良い

 

というべきです。どれだけ素晴らしい参考書や問題集が手に入っても、それを使いこなせなければ何の意味もありません。

 

塾に入るというのはスポーツジムの会員証を手に入れることに似ています。ジムの

フリーパスを手に入れても、それだけではダイエットに何の効果もありませんよね。

そこでインストラクターの指導に従って適度な運動をするから健康になるわけです。

 

塾に入っても、指導者の指示を守らなければ効果はほぼありません。塾に入ってテキストを用意するだけでは意味がないのです。

生徒さん本人が「続けられるか」ということが何より大切です。特にウチのような

スパルタ系の塾は向き不向きがはっきりでます。ただでさえ苦しい勉強+精神的な負担

という地獄のコンビネーションは避けたいところです。

(※「勉強=楽しいor楽しくない」論争は明日にでも触れたいですね。)

 

最後にもう一度だけ。「塾に入るだけ」では成績は上がりませんからご注意を。

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2018年

12月

12日

非受験学年の冬は

受験生の冬休みは、ただひたすらに受験勉強するのが当たり前。書いても誰の役にも

たたないでしょうから、あえて「非受験学年」にスポットを当ててみようと思います。

 

まず、中1から。

中1の場合、2学期途中からようやく中学生らしい内容(方程式に英文法、物理など)を

扱うようになってきました。

冬休みは年末から正月にかけてのパラダイスを完全にエンジョイすると、年明けには

ほぼ確実にオーバーキルされてしまいます。

 

塾に通っていない人は、課題テスト・中間テスト・期末テストの3つをすべてやり直すと

いいですね。当然、できなかった問題は教科書・ノートを使って解き方・考え方をモノにする必要があります。

 

塾に通っている人は、冬期講習がありますよね。まともに講習内容をこなしていけば

問題なく3学期に入っていけるはずです。できれば2学期のテストの復習も追加したい

ところです。

 

続いて中2。

中2の2学期は大きな分岐点となる人も一定数存在します。よく言われることですが、

①部活で上級生が引退した後、急に人が変わったように態度が変わった。

②これまでのような素直さがなくなった。(⇐思春期ですからね。)

③勉強についていけなくなった。

これらの中で、私のような塾屋の人間が対応するべきは③が最優先です。

 

様々な媒体で中2の2学期は転落が始まる可能性が高い要注意時期とされています。

しかし、当たり前の話として、順位を落とす人が存在するということは順位を上げている人も確実に存在します。

 

では、落とす人と上げる人の何が違うのでしょうか。

落とす人は学習内容のレベルアップに対して、自身の学習内容のレベルアップが足りないことが原因と考えられます。自分では「勉強している」と言っても、塾の人間からすると

「え?そんな程度の勉強しかしていないの?」と驚くこともよくあります。特に、ダラダラ時間だけかけている勉強のふりをした能率の悪い作業をやる人が多いですね。

 

上げる人は学習内容レベルと比例して、自身の学習内容のレベルも上昇しています。

すると、一部が勝手に脱落していくので自分の順位が相対的に上昇していきます。

 

自分の学習内容レベルに自信がない場合は、有名進学塾などの「合格体験記」を読むと

先輩たちがどれほど勉強していたのか知ることができます。そこに書かれている勉強と

自分の勉強を比べてみると良いのではないでしょうか。

※同志会の塾生は2F自習室にいる先輩たちに聞けば、大体のことは答えてくれると

思われます。彼らも努力して西春や江南に合格しているわけですから、何を努力すれば

よいかアドバイスをくれるでしょう。(自習の邪魔にならない程度に聞きに行くといいですね。)

 

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2018年

12月

11日

急激に寒くなりましたが

先週あたりから秋をすっ飛ばして急激に本気を出してきた感じがある冬ですが、寒い寒いと言っているのは我々人間だけではなかった様子です。

 

教室の癒しキャラ的存在であるエンゼルフィッシュたちも寒さにふるえていたようです。

 

彼らは「熱帯魚」ですから当然水槽にもオートヒーターを投入してあるのですが、その

ヒーターが追い付かないペースで気温が低下していったらしく、今日の昼に教室に来た時には寒さに耐えかねて水槽のすみっこでかたまっていました。

 

そこから約12時間が経過してヒーターが追い付いてきたのでしょう。教室を閉めた

この時間帯(23時)になってようやくエサをねだるいつものエンゼルフィッシュに戻ってきました。

 

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2018年

12月

08日

間もなく冬期講習です

長い2学期も終盤です。もうすぐ冬休み、つまり冬期講習がやってきます。

 

最近は塾生たちの期末テスト答案用紙を見せてもらっています。すると当たり前の

ことですが、生徒ごとに不得意分野が大きく異なっています。

 

学校の授業がある間はまとまった時間を取ることは難しいですが、冬休み中は

さほど宿題も多くないので復習する時間も少しは取れるかな?と考えています。

 

同志会は魔法使いではありませんので「君の苦手、全部なくす」とは言いませんが、

「3学期に困ることはない」くらいまで練習するプランを組むことはできます。

 

あとは塾生たちの体力が続くかどうか、というところでしょうか。

 

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2018年

12月

05日

勝負根性が素晴らしい

タイトルの「勝負根性」ですが、精神論嫌いな私をして、その勝負根性を称えさせる

素晴らしい広告が教室に入っていました。

 

今回の広告は折込チラシではなく、わざわざ塾の玄関ドアに挟みこんであったのですが、それがなんと「○○塾の入塾勧誘チラシ」でした。

 

なかなか面白い趣向です。あわよくば店先からお客さんを連れていけるチャンスとか

考えるのでしょうか?確かに、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式よりも、実際に塾に

通っている生徒に声をかけた方がヒットする率も上がるのでしょうけど。

 

 

 

実は以前にも、某個別指導塾の突撃勧誘部隊(?)の方が授業直前に勧誘に来たことが

ありました。(この時も、勧誘が行われる直前にチラシが挟まれていました。なお、

そのときは学生バイトさんらしきメンバーだったので、「君たち、マニュアルに書いて

なくても、よその塾の敷地内で勧誘するのはよくないよ?」と言って丁重にお引き取

願いましたが。)

 

今回は別の個別指導塾さんのチラシでしたが、この「あえて相手の懐に飛び込むことで

自ら道を切り拓く」スタイル、根性は素晴らしいと思います。とてもじゃないですが

私のような人間にはマネできそうにありません。

 

同志会でできることと言えば、受験生の合格のために何をやるかを突き詰めていく

ぐらいですからね。これでも案外忙しいので。

 

 

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2018年

12月

04日

紙の消費がハンパない件

2学期期末テストという塾的一大イベントが一段落したところで、コピー用紙の

棚卸しを行いました。毎年のことですが、紙の使用枚数が尋常ではありませんでした。

今回は特にA4&B4の消費が激しかったですね。

 

塾生に分かりやすく伝えるならば

・eトレの紙がA4。で、2週間に7000枚くらい使いました。

・プレテストやテスト対策セットの紙がB4。で、こっちは5000枚くらい使いました。

はて?そんなに使ったかな?なんて思っていましたが、そういえば箱買いした紙だけでは

足りなくて途中で買いに走ったような気もします。

いや~、みんな頑張って練習したんだねぇ。

 

 

そういえば、コピー機のメンテナンスの方に

 

「生徒さん、沢山いらっしゃるんですね。140~150人くらいですか?」

 

なんて聞かれるんですけど、実際の人数はその5分の1くらいですからね。

要するに、同志会のメンバーは他塾さんの5倍くらい練習していることになりますね。

(実際は高校生たちの教材も含まれるので、中学生部門としては3倍くらいかな?)

 

「会社」としてはコスト面からみて完全にアウトな使用数ですが、そこは個人が運営

している教室の特権。

 

多少コストがかさんでもいいじゃん。生徒の成績が上がるなら。

 

くらいの感覚でやっています。やらされる生徒さんはたまったもんじゃないかもしれ

ませんが。

なお、1月・2月はこれよりもさらに地球環境に優しくない使い方になることが多いです。

塾生、特に受験生は覚悟しておいてくださいね。

 

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2018年

11月

29日

テストが返却されてきています

中学生たちの期末テストが返却されてきています。

と言うと、だいたいは結果が良かった報告で終わってしまうので、今回は趣向を変えて

「テスト結果の見かた」というお話です。

 

 

テスト結果が良くなかった場合、「親に見せたくないなぁ」と考える生徒さんは極めて

多いです。(当たり前と言えばそれまでですが。)

しかし、それでは話が先に進みません。どうせ近々やってくる面談で全て分かることですから、早い段階で親に見てもらうのが正しいでしょう。

 

ここからが問題です。できれば保護者様に読んでいただきたいところです。

重要なのは「点数だけを見て頭ごなしに怒ったりしない」ということです。

今回のテストで、

 

「うわぁ、この教科めっちゃ下がったわ。」

 

と言ってへこんでいた少年がいました。実は今回平均点が大幅に下がっており、

平均+30点くらい取っているということに本人が気づいていませんでした。かなり

優秀な結果にもかかわらず、前回と「得点」だけで比較すると「下がった」と錯覚して

しまうわけです。

 

本人ですら錯覚してしまうので、お忙しい保護者様ならば、なおのこと錯覚しやすい

と考えられます。この錯覚に基づいて子供たちを叱ったりすると、子供サイドからは

 

「自分では頑張ったのにうまくいかなくて怒られた」

 

となってしまいます。親目線では「子供を思ってつい言葉が過ぎた」と思っても、

中には修復不能なほどにやる気を失ってしまう子供さんも出てくるでしょう。

(※同志会の塾生は、だいたい竹内からキツい話をされています。

  保護者様は傷ついたお子様を優しく包み込んであげてください。)

 

これでは親も子も不幸です。成績表も数日のうちに返却されるので、そこで

「平均点との差」が前回と比べてどのように変化しているかを一緒に確認して頂きたい

です。

 

その結果、平均+〇点の幅が大きくなっている科目は十分な成長です。是非、努力の結果をほめてあげてください。

(逆に、幅が小さくなっている場合は危険信号です。今後の勉強方針についてじっくりと話し合いが必要です。)

 

なお、塾や通信教育などを一切利用していない生徒さんで勉強がうまくいっていない場合においてですが、子供さんの「もう1回自分で頑張るから。」というコメントは傷口を広げ、リカバリーを遅らせるだけなので、このコメントが出てきた場合は速やかに保護者様の判断で勉強ツールを用意していただいた方が安全かと思われます。

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2018年

11月

28日

自然豊か

中学生たちは期末テストも終わり、後は結果を待つばかりとなってきました。

残すは高校生たちの後半戦です。

 

さて、中学生たちのテストが終わって混雑も解消してきた教室・自習室なのですが、

最近やたらと「自然豊か」になってきています。(正確には「豊か」というレベルを

超えてきています。)

 

もともと神社のすぐそばということもあって木が多く、夏はセミの大群に悩まされるの

ですが、最近は教室内の蚊とクモに悩まされております。

 

蚊に対してはスプレーなどを利用していますが、アレルギーなども考慮すると連続利用は

危険です。夜は気温も低く、スプレー後の換気にも抵抗がありますし。

 

困っていたところに、どこからともなく小さなクモが登場しました。ネットで調べて

みると蚊やハエなどを退治してくれる益虫らしく、これ幸いとクモに任せておりました。

・・・気が付くとクモの仲間が増殖していました。ハイ?何ですかこの状況?

と思いましたが、冷静に考えると、この外気が冷えた時期に暖かな教室でエサも豊富。

そりゃあクモたちもラクな環境に移住しますよね。

 

蚊はともかく、クモに関してはガールズのウケが極めて悪いです。中には絶叫する人も。

やむなく出勤直後の私の日課として、クモを外に逃がす作業が追加されている今日この頃です。

 

蚊とクモ同時にかつ安全に撃退する方法ってないものですかね。悩んでいるうちに

もっと気温が下がってどちらも姿を見なくなりそうですが。

当面は1匹ずつ対応するしかないのでしょうか。

 

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2018年

11月

27日

期末テストの真っただ中

期末テストの真っただ中で、中学生・高校生たちが真剣に勉強しています。

必然と言えばそれまでですが、休憩時間になると

 

「数学の○番の問題解けた?答えいくつになった?」

 

などという話題になります。そして

 

「え?答え△でしょ?今回簡単だったよねー。」

「エ?マジで?ムズくね?」

 

このやりとり直後は、ここが北極かと錯覚するほどの冷えた空気が身にしみます。

テストに手ごたえを感じている生徒と、身の危険を感じている生徒。

 

この違いを生んだのは、やはり準備ではないでしょうか。準備を始めるのが早かった

人たちの方が比較的余裕のコメントを残しているようです。

 

「先んずれば人を制す」と言いますが、次回の学年末テストで余裕のコメントを残せる

ように、テスト明けの明日からまたコツコツと努力をしていってほしいですね。

(中1・中2は日曜にゆっくりと休んでください。中3は休んでいるヒマはないかな。)

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2018年

11月

24日

「算数」の計算について

中学生・高校生のテスト真っただ中ですが、あえて「算数」の計算について取り上げたい

と思います。

 

というのも、テスト勉強の内容を見ていると、中学・高校の「数学」というよりも

「算数」の計算があまりうまくない様子がチラホラ見られたからです。

(「うまくない」だけで決して間違いではありません。)

 

具体的には18×15=270を筆算していたり、0.375×1.5を筆算していたりといった

筆算の多用です。

 

①18×15について

18×15(=9×2×15)

    (=9×30)

     =270

この(  )内の部分は脳内で処理が原則です。中3のこの時期に筆算していては完全に

スピード不足と思われます。十分に練習してきた受験生なら九九と同じように「知っている」計算かもしれません。

 

0.375×1.5について

いや、もうね。かけ算・割り算は「分数」が基本でしょ。×0.1や、×0.5など一瞬で終わるものは小数で計算していくべきでしょうけど、これは0.375=3/8、1.5=3/2を使って計算するべきです。例外的にソロバンマスターは小数でも可です。

 

意外にも学校では上位にいる人たちでも不思議な計算をしていたりします。

しかし、この状況を放置しておくと、彼らが高校生になったとき、圧倒的な計算力不足のために「高校数学や~めた!」という原因になってしまいます。

 

その時が来るまで、なまじ順位が良いものだから学校の先生方もあえて重箱の隅をつつくマネをしないのでしょうが、同志会としては見過ごせないのでテスト期間にもかかわらず

細かいことをグチグチと言っています。

 

塾生たちからすると相当に「うっとうしい」でしょうけど、少しだけ耳を傾けてもらいましょうか。

 

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2018年

11月

23日

残り○○日からの逆転?

今年も残り少なくなってきましたが、私のような塾屋からすると入試が近づいてきた

なぁ、という感覚です。

 

さて、ここ数年様々な媒体で

 

「残り○○日からの逆転合格!」

 

といったCMを目にするようになってきました。この手の話題を取り上げるのは今回が

初めてではありませんが、なにしろピュアな子供たちがCMを見て

 

「あぁ、自分も合格するものなんだ。」

 

という盛大な勘違いをして勉強がおろそかになることがある様子なので、塾生向けに

クギを刺しておきたいと思います。

 

同志会としての結論は

 

「『逆転』などと、寝言を言っているヒマがあるなら1問でも多く演習をして、

 明日からの演習に備えてさっさと寝てください。」

 

です。

 

実は中学生の公立高校入試はフルマラソンによく似ていて、他人と競いながらも

自分との戦いであり、そしてタイムとの戦いでもあります。

 

大会で上位入賞する選手はスタートからラビット(ペースメーカー)のすぐ後ろを走り

先頭集団を構成します。ハーフを過ぎて相手集団が苦しくなってきたときに自分は平静を装いながら加速し、集団から落伍者を作り出します。あまり多くないですが、それでも

食らいついてきた相手選手に対してはトラックでのスピード勝負に出ます。つまりラストスパートですね。ここでのトップスピードで最後の相手を振り切るわけです。

 

 

入試も同様です。入学直後からソコソコのポジションにいて、上位集団を構成します。

2年生2学期で周囲が中だるみしてきたときに、自分はコツコツと努力を重ねて上位から

トップ集団になります。上位10~20人程度が固定メンバーとなり、中3の2学期~入試

までのロングスパートに出ます。

(※マラソンと異なり勝者(=合格)が1名ではないことは極めて重要です。)

 

西春や一宮、旭や明和に行こうと思うならば先頭集団から早めスパートをかけて

最後まで伸び続ける意志とスタミナが必要です。

 

いくら100m走で学年1番でもフルマラソンにおいては1番になることはありません。

(「101m走」程度の志望校選びなら逆転勝利もあるかもしれませんが。)

 

しかし、同志会に通ってくれている生徒さんは基本的に「フルマラソン」希望者で

あると思われます。

1年生・2年生の生徒さんは「フルマラソン」の意識を持って勉強に臨んでもらいたい

ですね。

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2018年

11月

22日

テスト対策2セット

同志会に通う中学生たちにとってはテスト勉強の代名詞とも言える「テスト対策2セット」ですが、取り組み具合を見ていると経験値の差が露骨に表れています。

3年生ともなると、

「あぁこれね。ハイハイ。とっとと終わらせて次の練習するわ。」

という生徒が多いのですが、

1年生たちは

「○○、お前何教科残ってる?オレまだ1教科なんだけど。」

「まだ全然やってないよ~。終わらないよ~。」

「ヤバい。マジで終わらんかも。」

などなど。どうして2週間以上前に配布されているのか?ということをテスト直前に

ならないと思い出さない(思い出せない?)様子です。

 

これまでのデータから見ると、テスト対策セットの進み具合とテスト結果は相関関係が

認められます。締切日までに余裕をもって提出できた人ほど5科目の成績が安定している

のです。理由は簡単ですよね。計画的に勉強を進められているので、

 

自分が苦手な単元が早い段階で分かる⇒質問で持ってくる

⇒類題演習を積む⇒解けるようになる

 

このサイクルが完成します。当然、結果もついてきます。

現中3コースの塾生たちはこのサイクルの完成度が極めて高いです。中1・中2コースの

塾生にとっては良い見本がすぐ目の前にいるのです。ぜひ、先輩たちの努力をマネして

勉強してもらいたいですね。

 

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2018年

11月

19日

進路指導?

中学生・高校生ともに2学期期末テストが近づいてきています。

そんな中、中3生たちは放課や総合の時間を使って進路指導などが行われているらしい

のですが、「指導」という呼び方が適切かどうか疑問が生じる内容を耳にします。

 

「第1志望は譲れない」という予備校顔負けの鉄の意志をもって勉強に励んでいる生徒に

「今すぐ第2志望を考えなさい」と言ってみたり、公立希望者に「私立にしたら?」と

話を持ってきたりと、正直なところ何がしたいのかわかりません。

 

毎年のことですが、一部の先生が振りかざす謎理論で困惑させられる生徒が出てきて

います。進路担当の先生から担任の先生への情報共有がなされていないのでしょうか。

それとも独断で進路指導とやらをされているのでしょうか。

 

生徒本人が行きたくもない、保護者様もお子さんがその学校に通うことを望んでいない、そういう学校を受験させようとすることが「進路指導」という言葉の定義ならば、

これほど的確な進路指導も珍しいですね。

 

さすがに、偏差値30台の生徒さんが「西春」などと言い始めたら止めに入りますが、

内申点で1つ足りないかな?程度ならば勝負させてくれてもいいのになぁ、と思わずには

いられませんね。

 

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2018年

11月

17日

小学校時代の差が

今日の内容は週末に勢いに任せて書いている恐ろしい内容です。

 

 

中学受験をする人を除けば、小学校時代は牧歌的な時間軸の6年間であると思われます。

しかし、その6年間でどうしようもなく大きな格差が生まれているということを最近

ヒシヒシと感じています。

 

私は仕事が塾屋ですから、各学校の授業がどのように展開されているかを把握することが

必要となります。そこで、各学校の生徒さんにノートなどを見せていただくのですが、

そのレベル差が文字通り「天と地」ほどあるのです。

 

特に、低学年ほどその差が激しいのです。素晴らしく分かりやすいノートの先生

当然いらっしゃいますが、中には

 

「あなた、よくこれで恥ずかしげもなく給料もらってますね。」

 

という、資源回収に出したいレベルのノートまであります。何年か前に

 

「先生は勉強を教えるだけが仕事じゃないんだ。そんなに勉強したけりゃ塾に行け」

 

という至言を残し転勤された先生もいらっしゃいましたが、その類なのでしょうか。

 

 

若干話がそれました。本題に戻ります。同志会の近所の中学において成績上位者たちの

出身小学校を聞いてみると、ほとんどが同じ小学校ということが分かってきました。

興味深かったので、過去数年の上位者を確認してみると1つのことが分かってきました。

それは、某小学校出身の上位者が極端に少ないということです。同じ教科書を使って

同じ小学校課程を卒業したにもかかわらず、圧倒的に差が出ています。

 

教科書・課程というハードが同じならば、違うのはソフトですよね。

異なるソフトによって生じる差が中学・高校に入ってもなかなか埋められない。

それどころか差は開いていく。

 

子供たち自身では対処のしようがないことなので、小学生のお子様をお持ちの保護者様、

是非1度お子様のノートを確認していただきたいと思います。

対処は早いほうがいいに決まってますからね。

※諸事情によりこのページは削除されるかもしれません。あしからずご了承ください。

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2018年

11月

16日

相乗効果

同志会では基本的に自習利用は無制限です。そのため、テスト前には塾生ほぼ全員が

缶詰めになってテスト勉強をしています。

 

今日の授業終了直後、2Fの自習室から高校生が質問に降りてきました。少し難しい

「群数列」の問題だったのですが、一部の中学生たちがその解説に興味深々な様子で

黙って眺めていました。

 

解説終了後、眺めていた中学生たちの手の動きがやたらと素早くなりました。

つい先ほどまで残業で疲れ切って帰路につくサラリーマンのような様子だったのですが、

本当にキビキビ動き始めました。

 

すると、その近くの席の生徒たちもキビキビ動き始めたではないですか。

先輩たちの様子を見て感じるものがあったのでしょうか。こういった良い連鎖は

見ていて嬉しいものです。

 

なお、一部無反応な人もいましたが、きっとマイペースを守っているだけだと信じたい

ですね。

 

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2018年

11月

15日

マンガのお話ですが

期末テストも近づいてきたこの時期にマンガの話かい⁉ というツッコミが入りそう

ですが、今回のマンガは「中学受験塾」を舞台にしたお話で非常に興味深い内容です。

 

タイトルは「二月の勝者」です。最近、単行本の書店でのポジションも良くなってきています。ちょっとずつ注目されてきているのでしょうか。

 

タイトルが「二月の」となっているのは中学受験の合否が二月に出揃うからだと予測されますが、このマンガはよく研究、取材されたマンガということが伝わってきます。

 

夏期講習あるあるやら、中受組小学生の心のゆれ具合、ライバル心などなど現場の人間

からすると「マンガ用に描写できる範囲はあらかた描いてくれている」と言えます。

(現実はさらに過酷でマンガにならない部分も多々ありますが・・・)

 

その「二月の勝者」の今週号で卒塾生(つまり「勝者」たち)が塾に来て話をしてくれる

のですが、ある卒塾生の言葉が「受験勉強」が何たるかを端的に表しています。

 

卒塾生の簡単にまとめると

 

「後になって『あの時もっとやっておけばよかったかな』程度の生ぬるい勉強をするな

 

ということです。まさしく、受験生全員に伝えたい言葉です。

 

受験のフィールドは中学入試と高校入試で異なりますが、今週の「二月の勝者」は

受験生を持つ保護者様にもご覧いただきたい内容です。

 

 

ここからさらに脱線しますが

 

年に何度かテスト前後に

 

「オレ、今回のテストはノー勉の割には出来がイイでしょ?」

 

という謎コメントを残す人たちが出現します。こういう人たちの心理は

 

①今回は「やってないから」仕方ない。

②それでいてまずまずの点数だ。

③だから自分は「頭がイイ」(と思い込みたいだけ。プライドかな?)

④自分は頭がイイから「本気を出せば」入試なんて楽勝。

くらいですかね。

 

ま、入試で惨敗して泣くだけなんですが。

現実世界は漫画の世界よりもより残酷で奇跡の逆転合格など存在しません。

世間で「奇跡」と呼ばれる合格は本人が果てしない努力を重ねて勝ち取ったトロフィー

です。しかし、多くの日本人は「たまたま」とか「運良く」などの言葉を使い、努力を

前面に出すことはしません。

すると、一部残念な人たちが奇跡の逆転合格などを信じるようになり、結果

 

あぁ、あいつでも運が良ければ合格するのか。

 

そして、落ちた自分は運が悪かったんだ、と。

 

入試まで努力できる期間もあと少しですよ、受験生の皆さん。

 

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2018年

11月

11日

勉強がデキること

以前にも同じような内容を書いたことがある気がします。

 

「勉強の成績が良いことは、何故スポーツのように称えられないのか」

 

小中学校において、勉強すること、ひいてはテストで高得点を取ることが表彰されないのは何故なのでしょうか。高校・大学では特待生制度があるにも関わらず、です。

 

例えば、こんな空気がありますよね。

部活動の地区大会で3位になりました。⇒すげぇ!全校集会で表彰状get

中間テストで学年1位を取りました⇒ふ~ん。がり勉?

 

どちらも素晴らしいことなのに、スポーツや芸術は表彰され、勉強は表彰されない。

おかしくないですか?

 

同志会では「勉強がデキること」によって表彰状の代わりにご褒美もありますし、

教室内においての自由度も増します。

 

なにしろ同志会は塾ですから、成績を上げてナンボです。託児所ではありません。

勉強して、結果を出して上位に入るところです。

 

「学校で一生懸命勉強するのが何だか恥ずかしいなぁ。でも勉強しないとなぁ。」

という人たち。ここ同志会では一生懸命やるのが当たり前。それを邪魔する者は

いませんし、邪魔者は排除される空間です。

 

上位に入りたいという生徒さんのチャレンジを待っています。

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2018年

11月

10日

結果が出ないのは誰の・・・

中間テストから約1か月経過しました。そろそろ期末テストを意識する時期になって

きました。

 

テスト直前やテスト成績が出た直後にお問い合わせをいただくことが多いので、

この時期に書いておこうと思います。

 

「テストの結果が悪いのは何故なのか?」

 

保護者様目線で行くと、

①うちの子、勉強が足りないのかしら?

②うちの子、真面目にやってないのかしら?

③うちの子、もしかして出来が悪い?

 

といった、「子供の責任説」が圧倒的に有力です。

 

しかし、必ずしもそうとは言えないと私は考えています。つまり、

④指導者が良くない。

 

もちろん、子供さんが学校の先生や塾の先生からの指導を守っていない可能性も

否定できませんし、単純に科目・単元的に苦手なジャンルなのかもしれません。

 

しかし、④の指導者の責任説もかなり有力です。最近、小学生たちのノートを見せて

もらう機会があったのですが、同じ国語の授業でも先生によって

 

A 何を伝え、学習してもらいたいのか力強く訴えかけるノート

B 「思ったことを書きましょう」的な何をやりたいか不明なノート

 

という極端な違いがありました。

 

正直なところ、差がついて当たり前だとしか言えません。

もちろん、素晴らしい素質を持った生徒さんがBのパターンで飛躍を遂げる可能性も

ありますが、一般的な生徒さんの場合にはAのパターンが望ましいです。

 

残念ながらBのパターンのノートだった場合には孟母三遷の教えのように、より良き

指導者を求めて移動する(学校を変わるのは難しいので家庭教師や塾を使う)ことが

重要になってくるのではないでしょうか。

 

 

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2018年

11月

09日

質問の仕方で

今日は、塾生(ベテラン勢)は何度も見たり聞いたりしてきた内容です。

 

同志会はとにかく「練習量が多い」教室です。1年以上在籍している方々なら

各講習で「量」に対する抵抗感はなくなっているはずです。

 

しかし、まれに抵抗感がなくなり過ぎて「流れ作業」になってしまう人もいます。

そういう人は質問の仕方が非常に雑です。最たる例はコレです。

 

「先生~、これ分からん」

 

いやいや、このセリフは質問と言うよりもタダの意思表示ですか?それとも諦めですか?

こういう手抜き系は相手にしませんよ?

 

まじめにやっている生徒の質問パターンはコレです。

 

「〇ページの△番で、自分はこうやって解いたけど、解説は別の解き方をしてます。

なんでこの解き方をしてるんですか?どうやってこんな解き方を思いつくんですか?

自分の解き方だとマズいところはないか、確認してくださいよ。」

 

同じ学年とは思えないくらい差がありますね。答えの数字だけ見て満足する人と、

常に「なぜなのか」という理由を考えながら試行錯誤を繰り返す人。

 

1年、2年と時間が経てば差は開く一方です。幸いにも同志会の先輩方は非常に

優秀な演習⇒質問のサイクルを後輩たちの前で披露してくれています。

良いところはどんどんマネして取り入れてくださいね。

 

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2018年

11月

08日

ガーパイク飼育許可

今日は塾とは全く無関係な内容です。

 

塾生は周知の事実かと思われますが、私は熱帯魚の飼育が好きすぎて教室にも水槽を

置いているくらいです。

 

特に自宅水槽で飼育中のガーパイクがたまらなく好きなのですが、名古屋城の

アリゲーターガーパイク騒動などの影響か、「特定外来種」として指定されてしまい

飼育許可が必要となってしまいました。(違反すると罰金が300万円まであり得ます。)

 

ずいぶん前に飼育許可申請を提出してから返信がなくて、ヤキモキしていましたが

無事許可を得ることができました。

 

将来的に教室移転に成功した場合には、教室水槽に引っ越してもらい「マスコット」

としようかな?などと考えております。

 

移転は実現するかわかりませんが、ひとまず人間の勝手な都合で殺処分ということに

ならずに済んでホッとしています。

 

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2018年

11月

07日

続・実力テスト

昨日に引き続き、実力テストに関する内容です。

 

そもそも「実力」を確認するためのテストなので、チートを使っても何ら意味はない

はずなのですが、それでも

 

「努力はしたくない。でも、点数の見栄えは良くしたい。」

 

という人間が一定数存在しています。

 

いくら問題用紙を回収しても、解いた記憶を頼りにラインやらTwitterやらで情報が

漏洩しているのは明らかな様子です。これで「公正に実力を確認する」という目的が

達せられると言えるのでしょうかね。

 

過激な内容ですが、いつまでも目をつぶっていて解決することはありませんよね。

単純にテストの日程を統一すれば解決しますよね。統一できない理由でも何か

あるのでしょうか。

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2018年

11月

06日

実力テスト

中3コースの生徒たちは

 

①実力テストが終了したグループ

②まだ実力テストまで○○日あるグループ

 

の2グループが混在している時期になりました。これ、毎年思うんですけれども

問題が発生しないのかな?と。

 

「そのために問題用紙も回収している」ということなのでしょうが、先に終わった

グループが

 

「○○番の答えって△△だよねー?」

 

なんてことをしゃべっているのを偶然にも聞いてしまったりするとマズいのでは

ないですかね。特に図書館付近なんて危険ではないでしょうか。

 

もちろん、性善説に基づいて「情報の漏洩などありえない」というのも結構ですが

なにぶん子供たちのことですから。

 

せめて、「北名古屋市の中学」で統一することはできないのでしょうかね。

時間割の調整など都合もあり、大変なのでしょうけど。

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2018年

11月

02日

進路相談

学校での進路指導も少しずつ熱を帯びてきたのか、具体的な私立受験校の話も

進められている様子です。

 

「塾屋」としては、より高偏差値の高校・大学を目指すように言うことが多いの

でしょう。(多くの生徒さんはそのために塾通いしているのですし。)

 

しかし、これはあくまで私見ですが、高校受験は「校風」もかなり大切です。

この地区の進学校は徹底した管理指導体制です。自分一人ではどうしても緩くなって

しまうというタイプの生徒さんには最適です。例えば、西春高校は最たる例です。

 

しかし、自分で勉強プランを計画していきたいタイプの人や、将来的には私立大学に

進学することを視野に入れている人には向かない可能性が高いです。

 

愛知県は公立高校王国で有名ですが、大学受験もその延長で「国公立第一主義」の

進学校も多くあります。特に、このエリアではその傾向が顕著に表れています。

 

個人的には私立には私立の良いところがあると考えているので、同志会としても

「何が何でも公立高校」という指導はしていません。ただ行きたい高校があるならば

 

「そこに合格できる力をつける」

 

そのために塾に来て勉強しているのではないでしょうか。したがって、生徒ごとに

課題の質も量も差があって当然でしょう。

 

察しの良い中3コース生は気付きましたかね。中には宿題が増える人もいるということに。

(倒置法)

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2018年

10月

31日

卒塾生!!

実は先週の話ですが、深夜に某中華料理屋さんに暴飲暴食しに行ってきました。

そこで、炭水化物コンボを満喫していると

 

「オレ、中学生の時に塾でタケちゃんに強制的に勉強させられてさぁ~。」

 

という声が聞こえてきました。

はて?世の中にはそんな酷いこともあるんだなぁ、などと思いつつも炭水化物が

旨くて箸が止まらなかったのですが、さすがに人としてこれ以上はダメだなと

思いとどまりレジに進みました。すると

 

「おぅい!タケちゃん。センセ!!」

 

振り返ると来年二十歳になる世代の教え子の姿が・・・。いい歳こいて食欲を

抑えられず炭水化物コンボを満喫していたのを目撃されてしまいました。

 

ですが、嬉しいものですね。いかにも子供だった少年が、青年となって声をかけて

くれる。ルロイ修道士の「いっとう嬉しい時は」が少し分かる気もしました。が、

 

「先生、変わんねぇよね。いや、老けたね。おっさん化?」

 

この言葉を聞いて、人差し指を激しく打ち付けようと思ったのも事実です。

 

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2018年

10月

30日

友達つれてきていいですか?

今日1年生の生徒さんから質問を受けました。

 

「先生、塾に友達を連れてきていいですか?」

 

嬉しい質問です。嫌いな教室ならば友達を連れてこようとは思わないでしょうから。

この質問に対する返事として

 

やる気がある人であれば歓迎するよ。テスト直前よりは早い段階で体験して

 もらった方がいいんじゃない?」

 

と伝えました。

同志会では基本的に「やる気」という不確かなモノに頼らないのですが、スタート

だけは本人に「勉強しよう」というやる気がなければどうしようもありません。

 

スタート時点でやる気と体力があれば、ほぼ確実に成績は上がりますからね。

そのノウハウは時折このブログで公開していますが、100回読んでもらうよりも

2~3回体験してもらう方が圧倒的に早いので、「お試し」してもらうと

いいんじゃないかな?と思っています。

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